自治体がゲームアプリで地方創生 鍵はバランス



スマホの普及を受け、観光や子育て、防災などの情報を発信するアプリを展開する自治体は少なくないが、ゲームアプリはあまり例がない。

 兵庫県淡路島のRPGを開発する井桁屋は2016年、さいたま市を舞台にしたRPGアプリ「ローカルディア・クロニクル」を開発。2年半で35万~40万ダウンロードに達した。これを受け、埼玉県行田市は18年2月に「言な絶えそね-行田創生RPG」をリリース。「地方自治体が初めて開発した本格的RPGアプリ」との触れ込みで、わずか1カ月で1万ダウンロードを突破した。多くの自治体アプリが数百ダウンロードにとどまる中、桁違いの多さだ。


 ただ、開発主体が自治体ということで難しい側面もある。「ゲームとしての面白さ、地域全体のバランスや公平性の両方が求められる」と井桁屋の高久田社長。淡路島を舞台にしたRPGでも、日本遺産発信に力点を置くあまり、教科書的に知識を押しつけてしまえば、ゲームとしての魅力が損なわれかねない。


 「キャラクターに感情移入ができ、ゲームを楽しんだ結果、日本遺産のキーワードが頭に残るゲームを目指す」と意欲を見せた。


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